11月22日(火)糟屋北部消防本部の方々にご臨席いただき、BFC退団式を行いました。3年生2名の退団にあたり、全校生徒がBFC活動に対する思いを述べ、これまでの二人の頑張りをねぎらう温かい式になりました。式後は、これまで練習を積み重ねた、軽可搬ポンプ操法を(実演と動画を使て)堂々と披露し、活動を締めくくりました。特に3年生二人の動きと声は素晴らしいものでした。その後の交換会では、生徒、北部消防本部職員、職員からの出し物もあり、笑顔あふれる、お互いの交流を深める機会となりました。3年生のこれまでの活躍に敬意を示すとともに、これからのBFC活動の中心となる1・2年生の頑張りが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生、式典の中の言葉から

「一年間を通して充実した活動を行うことができました。(中略)11月、一斉昼回りがありました。たくさんの島の方々と交流し、「いつもありがとう」の言葉をもらったことは一生忘れないと思います。振り返ってみると、たくさんの人たちに支えられ、応援されたことがわかります。もしかしたらこれが一番の成果なのかもしれません。私たちは一人ではない、多くの人とともに生きていく、これがこの2年半で僕が学んだことです。また、僕は入団してから2年半の間、ずっと夜回りをしてきました。1年生の頃は、なにもわからず、先輩にいろんなことを教えてもらいました。2年生では1年生に教えることの難しさを学びました。今は、3年生として、そして中隊長として、BFCを支えることができるようになりました。長い伝統を受け継ぎ、そして今日、次の世代にバトンを渡すことができます。僕はこのことを誇りに思います。もちろん僕一人の力ではありません。皆さん今日までありがとうございました。 相島少年少女消防クラブ 中隊長 N T 」 

「入団から約2年半。厳しい練習の中でも自分のため仲間のため、相島のために努力を続けながら、多くの成果と反省を残し、今日BFC相島少年消防クラブを退団します。入団式、BFC体験活動、夏の練習、全国中文連での発表、運動会での披露、糟屋区中文連での発表、一斉夜回り。今年度も、これだけ多くの発表と活動の機会がありました。練習を重ねるたびに、発表の場を経験するたびに、私は隊員としても3年生としても力を伸ばすことができたと実感しています。(中略)1年生の皆さん。入団当初は普段は行わない規律のよい動きに不慣れな様子で、自信がなさそうに感じましたが、今では1人1人がそれぞれの番員の動きにも声にも自信をもって、規律良く動いていて、見違えるほど成長したなと思います。私からお願いしたいことは、2年生のサポートをすることです。これから忙しくなってくる2年生を支えるのはあなたたちです。もう一度操法や規律訓練の動きを見直し、来年度入ってくる新1年生にあなたたちからも指導できるように、自分の動きにさらに自信を持っていってください。2年生の皆さん。昨年度から一緒にBFC活動を行っていましたが、今年度は声や動きによりキレが出てきたり、1年生に指導をしたりしている場面も見られ、とても心強かったです。私からお願いしたいことは、視野を広く持つことです。あなたたちは2年間の経験がありますが、新入生はBFC活動を一度も行ったことがありません。自分にはできても相手にとっては難しいと感じることがたくさん出てくると思います。そんな時は自分が1年生だった時のことを思い出して指導をしてみてください。以前の自分の経験から気づくこともきっとあるはずです。そして、みんなのお手本となる目標像を築き上げてください。気にかけること、やらないといけないことはとても増えて大変になると思いますが、1年生とも協力して新しいBFCをつくり上げていってください。今日をもって3年生は退団しますが、これからもできることがあればサポートをしていきたいと思います。皆さんが私たち3年生の思いを受け継ぎ、新しい伝統を築いていってくれることを期待しています。3年間ありがとうございました。  相島少年少女消防クラブ 小隊長 S A 」