○医療輸送用ヘリコプター・災害時使用車両見学
 福岡和白病院、粕屋北部消防本部、さらには新宮町役場の皆様の多大なご協力のおかげで、本校1学年の生徒たちは大変貴重な体験をさせていただきました。2台の消防車と救急車、呼吸循環補助装置を装備して医師が乗り込むドクターカー、そして福岡和白病院の要請によって出動する医療輸送用ヘリコプター“ホワイトバード”が自校のグラウンドに揃い踏みするという状況を目の当たりにすることができたのです。
 具体的には、本校グラウンドでの消防車による放水作業後に、医療輸送用ヘリコプター“ホワイトバード”が着陸し、ドクターカーから患者を搬入するという訓練を見学しました(9月5日付の毎日新聞朝刊で紹介していただきました)。自分たちが普段使用しているグラウンドにヘリコプターが着陸する様子を見て、生徒たちから着陸後に大きな歓声と拍手がおこり、勢揃いしたヘリコプターや災害時使用車両を興味深く見学していました。


○交通安全教室・フィールドワーク事前指導
 昼食後は本校の 白石 勇貴 先生が、夏休みに行われた「学校安全のための三校合同研修会」で学んだノウハウを活かし、自作のプレゼンテーションを使って、翌日のフィールドワークに備える意味で、地域における交通安全の必要性についての講義・演習を行いました。その内容には、歩行者・自転車の交通安全について自身の選択を迫られたり、事故の責任について深刻に考えさせられる場面が設定されていたため、生徒たちは身近な問題として交通安全の重要性について考えることができていました。
 その後、同じく本校の 藤井 翔太 先生が翌日のフィールドワークの事前指導を行いました。持参物の確認やフィールドワークを行う上での視点が提供された後、区友をベースに分けられたグループに分かれて、各担当教師のもとで翌日の最終確認が行われました。