10月27日(日)、本校および新宮ふれあいの丘公園にて新宮町防災訓練が行われました。町をあげての訓練に、本校の軟式野球部と女子バレーボール部を中心とする1年生の有志14名と新宮中学校の1年生12名、新宮中学校相島分校1名が訓練の補助員として参加しました。
 開会式にて新宮町長 長﨑 武利 様を始め、新宮町議会議長 牧野 真紀子 様や衆議院議員 宮内 秀樹 様が、先日の台風19号に代表される今日の自然災害を踏まえての、新宮町における防災の必要性についてお話をしてくださいました。その後、新宮ふれあいの丘公園にて消防ヘリの離着陸と消防団・粕屋北部消防本部の一斉放水を見学しました。
 本校生徒たちは、補助員として炊き出しの配食を手伝いました。女子がハンバーグとキャベツの盛り付けを行い、それを男子が参加者に配膳するという形で炊き出しの体験をさせていただきました。日頃の給食の配膳とは異なり、次々にやって来る参加者の多さに戸惑いながらも、自分たちで役割分担を考えながら作業をこなし、滞りなく補助員としての役割を果たすことができました。
 訓練後に東中の生徒が集まって振り返りを行った時に、新宮町役場の方々から感謝の言葉をかけていただき、参加した1年生たちは町の行事に貢献できたことによって達成感を味わうことができました。総合的な学習の時間で取り組んでいる防災教育の意義を再確認するとともに、防災活動拠点としての新宮東中学校の機能についても学ぶことができた1日でした。