1年生の国語科では「小学校6年生に新宮東中学校の紹介をしよう」というめあてを設定し、パソコン室のタブレットPCを活用した授業に取り組んでいます。
 本校ICT支援員の鈴政先生にサポートしてもらいながら、MicrosoftのPowerPoint(パワーポイント)を使って説明資料を作成します。
 説明に用いるスライドを作成し、発表原稿を考え、聞いている人にわかりやすく説明する、という一連のプレゼンテーションづくりに、生徒は試行錯誤(トライ&エラー)
を繰り返しながら意欲的に授業に取り組んでいます。

熱心に情報収集を行い、写真データを揃えて、いざパワーポイント(プレゼンテーションソフト)の画面を前にすると、『何を入力したらいいんですか?』と生徒からの正直な質問が飛んできます。
一人1分強のプレゼン時間の中で、『伝えること』がどんなに難しいか実感したようでした。
聞き手の立場に立った生徒からは『話が長い、作文を聞いている感じがする』という感想もありました。

プレゼンはとてもシンプルに伝える必要があります。
なぜなら、聴き手はいきなり多くのことを説明されても、ついていけない状況になり、理解できなくなってしまい、途中から飽きてしまうからです。

シンプルに伝えるためには、一度作った資料をどんどん削っていく作業が必要になります。
今後もICTを活用した授業を通して、スキルアップしていく姿を支援していきます。