3月1日(水)いよいよ来週に3年生は公立一般入試、そして卒業式を迎えます。そんな3年生に、「公立高校入試だけでなく、高校入学後の地理歴史科・公民科の授業にも役立つ力をつけてあげたい」という話を社会科部会でしていたところ、本校 河野 徹 教頭先生(社会科)が自ら授業をしてくださることで、この期待に応えてくださいました。

 教頭先生が3年生4クラス全ての授業で提示しためあては、「中国の王朝を覚えよう」でした。授業では、1時間のうちに、これまで社会科(歴史的分野)の授業で学習した中国の22の王朝を覚え、口頭試験と筆記試験に合格しなければならないという難問が3年生に課せられました。

 3年生は、これまでの中国に関する学習内容を教頭先生と一緒に振り返った後、クラス一人一人が教頭先生の前で中国の王朝を暗唱し、筆記試験に取り組みました。私立入試や公立推薦・特色化選抜入試に合格して入試を終えた生徒も、受験前の真剣な表情で公立一般入試を控えた仲間と一緒に、2つの試験に臨んでいました。

 この授業で培われた力が近い将来に役立ってくれることを、河野教頭先生を含めた新宮東中学校社会科担当者一同、心から願っています。