7月19日(日)新宮中学校で、新宮町交流親善卓球大会が開催されました。今年度は、新型コロナウイルス感染症の流行により、部活動も制限され、練習試合や各種大会への出場の機会がなくなってしまいました。今大会は、部活動を頑張ってきた生徒へ、新宮町の部活動顧問らの手によって企画されたものです。相島分校の卓球部員にとっても、今年度、はじめての試合であり、3年生にとっては最後の大会となるものでした。
臨時休業期間、7人は集まることはできませんでしたが、顧問が配信する動画で、個々に基礎体力向上に取り組みました。臨時休業が明けてからは、限られた時間の中、新入部員3名を加え、和やかな雰囲気の中にも、引き締まった部長の号令のもと活気あふれる声が響き合う、素晴らしい部活動の時間を共有しました。
交流戦では、団体戦、個人戦ともに一進一退の攻防が繰り広げられました。生徒は、多くの保護者の応援、分校職員、そして相島小学校の先生の声援を背に、緊張しながらも、一人一人がこれまでの経験、身につけてきた技を披露し、活躍する姿がありました。勝敗はそれぞれにありましたが、試合を終えたあとの、悔しそうな様子、自分の力を発揮できた充実感、緊張から解き放され安心した様子、すべては、この交流大会が開催できたことで得られた経験だと思います。大会開催に向け、尽力戴いたすべての方々へ感謝したいと思います。
3学年そろって活動できた時間はわずかですが、最上級生として指導する3年生の姿、最後となるこの大会に向けて取り組む姿勢から、その思いを12年生が感じ取り学ぶこと、思いを引き継ぎ3年生卒部後の分校卓球部を盛り上げてくれるものと期待しています。
今後の2年生1年生の新人戦での活躍を楽しみにしています。