7月28日に規範意識学習会として「未成年の飲酒防止」の学習を行いました。
全国調査において、飲酒経験のある生徒の割合は高校生が高く、それぞれ学年が上がるにしたがって増加しています。したがって飲酒行動の出現率がピークを迎える前の中学生の時期に飲酒防止について学習することで、未成年での飲酒経験をさせないようにすることが大切だと考えこの学習を設定しました。
学習を始める前に、お酒を勧められたときの対処(断り方)を代表生徒が行いました。体験した生徒は「先生(大人の人)から勧められてどのように断っていいかがわからなかった。みんなの前でなかったら、もしかすると・・・」と不安になっていました。
次に、未成年の飲酒が心身の健康や発育に悪影響があることと、お酒を勧められたときの断り方についての動画を視聴し学習しました。
その後、「飲酒状態疑似体験ゴーグル」を使用して、飲酒をすることで身体にどのような影響があるかを疑似体験しました。自分ではまっすぐ歩いてるつもりでも、実際は線の上を歩くことができなかったり、自分の名前が上手く書けなかったりと、お酒が身体にどのような影響があるかを体験することができました。
最後に、学習したことや体験したことをもとにお酒を勧められたときにどう断るかを全員が実践しました。
学習を通して未成年の飲酒が怖さや身体への影響を学ぶことができました。また、飲酒開始時期が早いほどアルコール依存症になりやすいことも理解することができました。ご家庭でも未成年の飲酒防止についてのお話をしていただければと思います。