11月12日、相島分校全校生徒7名による、「一斉夜回り」を実施しました。相島在住の生徒3人は、島を火災から守るため、雨降り以外の日は夜9時から1時間、拍子木をうちながら「火の用心」を呼びかける夜回りを年間を通して行っています。
一斉夜回りは、例年、漁村留学生も一緒に行いますが、今年度は新型コロナウイルス感染予防のため宿泊を避けているため、開始時間を14時に変更して火の用心を呼びかけました。
「火の用心」を呼びかけ、ステッカーを配付する生徒に、多くの島の方々から日々の活動に対する感謝の言葉をかけていただきました。このことによって、自分たちの活動の大切さ、責任の重さを改めて感じるとともに、防災への思いを新たにする機会になりました。また、生徒たちにとっては、自分たちの活動を喜んでくださる方がいることが特に嬉しかった様子です。
相島在住の3年生(1名)が、今回の一斉夜回りで夜回りが最後になりました。これまでの頑張りに頭の下がる思いです。そして、これからは、新入生が入学する(入団する)までは相島の2名が夜回り活動を続けていきます。変わらぬご理解と火の用心へのご協力をお願いします。