6月18日(土)は土曜授業でした。午前中は救急救命法講習会、午後からは渡船「しんぐう」避難訓練を行いました。
救命講習会では、粕屋北部消防本部の方々から、心肺蘇生法やAEDの使い方を教えていただきました。例年行っている講習会ですが、生徒からは「細かなところを忘れていた」、「定期的に練習をしておかないといざというときに動けない」などの声もあがり、真剣な態度で臨む姿が見られました。講師の方からは「B.F.C.活動などで培ったものでしょう。一丸となって、命を大切にしようとする態度に繋がっていましたね。」というお言葉で高く評価していただきました。。
午後からは、停船中の渡船「しんぐう」を使って、海難事故に備えた避難訓練を行いました。実際にライフジャケットを着用し、救助艇に乗り移るまでの訓練をしました。この訓練は今年初めて行うもので、生徒たちも大変勉強になったようでした。代表生徒からは「地震や津波に対する訓練はしてきたが、海難事故に対するものは初めてだった。ライフジャケットを着るのに手間取ってしまったので、訓練ができてよかった。」などの感想がありました。
119番通報から救急車が到着するまでの全国平均時間は約9分だそうです。しかし、相島はこの平均時間を大幅に上回ります。「自分たちの命は自分たちで守る。」という視点から、これからもたくさん学習を重ねていきたいと思います。