6月28日(火)に新しい軽可搬ポンプが届きました。

 軽可搬ポンプとは,消防用車両が進入できないような狭いところでも吸水と放水が可能な消火機器で,相島分校のB.F.C.活動におけるシンボル的な存在です。今回,自治総合センターさんの宝くじ助成事業として,新しい軽可搬ポンプ台車セットの整備を行っていただきました(新宮町役場地域協働課の方々にご尽力いただきました)。この事業は,将来の地域防災を担う人材の育成を目的としているそうで,相島少年消防クラブ(B.F.C.)の活動に必要な資機材であるいう理由から選んでいただきました。

 

 これまでのの軽可搬ポンプは約20年前に来たもので,エンジンがかかりにくかったり,放水能力の低下がみられたりしたため,生徒たちはとても喜んでいました。新しいポンプを前に,「ピカピカできれい!」,「早くエンジンをかけてみたい!」と目を輝かせていました。消防ポンプの製造を手がける福岡トーハツさんからの説明を熱心に聞く生徒たち。たくさんの質問も飛び交い,福岡トーハツさんも,「大人でもこんな鋭い質問はなかなかしません。普段からポンプをさわっていることがよくわかりました。」と驚かれていました。

 

 相島少年消防クラブ(B.F.C.)の中隊長は,「新しい軽可搬ポンプをいただき,これからのB.F.C.活動にも気合いが入ります。また,中文連の全国発表や小中合同の運動会,新宮町出初式などがあるので,日ごろの活動に加えてこちらもがんばっていこうと思います。」と決意を新たにしていました。