先日の本校のホームページで紹介された通り、今週9月4日(水)・5日(木)・6日(金)の3日間を中心として、新宮東中学校では”総合WEEK”に取り組んでいます。
1学年では「自他の命を守る!自分の町を守る!」をテーマとして、防災教育に取り組んでいます。総合WEEK1日目は地域の防災力向上の講座や事業を手がける博多あん・あんリーダー会、福岡県より災害拠点病院の指定を受けている福岡和白病院、そして私たちの暮らしを守ってくれている粕屋北部消防本部の方々を本校に招いて、とても魅力的な講座を展開していただきました。
○HUG(避難所運営ゲーム)
HUG(避難所運営ゲーム)とは、避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験するゲームです。最初に博多あん・あんリーダー会の東支部長 城下 邦芳様より全体説明を受け、各クラス5グループに会員の方がそれぞれついてくださる形で、HUG(避難所運営ゲーム)に取り組みました。生徒たちはこれまでのリレーション活動で培ってきたチームワークを存分に発揮し、各メンバーが意見を出し合ったり、話し合ったりしながら対応していくことで、避難所の運営を学ぶことができました。
○救急救命講習
粕屋北部消防本部の3名の方々を講師として、救急車の呼び方、胸骨圧迫の仕方、AEDの使い方等について学びました。
人形を使った演習として、「意識確認・声掛け → 119番通報 → 胸骨圧迫 → AEDの使用」という順番の実践的な動きを行う中で、生徒は手際よく冷静に行動することの難しさについて考えていました。今回の救命講習で身につけたことを、大切な「命」を救ういざという時の力にしていかなければいけません。