8月17日(月)二学期がスタートしました。

放送を使った始業式の校歌は、心の中で歌います。

4名の代表生徒の皆さんが、力強く2学期の決意・目標を述べてくれました。
1年生代表
 ・1学期、リーダーがあきらめないことの大切さに気付いた。
 ・距離を保ちながら「つながる言葉」「つながる行動」を心掛ける と、目標を述べてくれました。
2年生代表
 ・1学期、言葉への考え方が温かくなった。
 ・3年生を支え、1年生のお手本となれる「たおやか」2年生をめざしましょう と、呼び掛けてくれました。
3年生代表
 ・1学期、3年生はみんな、自分のやるべきことをひたむきに遂行していた。
  本当にそう思います。このフレーズにすべてが凝縮されています。
 ・互いの進路を尊重し、支え合う学年になる と、決意を述べてくれました。
生徒会代表
 ・「励まし合おう・応援し合おう」を合言葉に、1学期に引き続き感染予防をしましょう。
 ・そして、挨拶の輪を広げよう と、抱負を述べてくれました。
 これは「挨拶し合おう」ということです。これこそ、今、我々が大切にしている「つながる言葉、つながる行動」であると思います。


終業式代表生徒の「今まで当たり前と思っていたことが、今は当たり前ではない」との振り返りを踏まえ、今日、4名の代表の皆さんが共通して、「定期考査や学力調査、学校行事がある2学期だからこそ、自助・共助の意識を高めたい」と力強く述べてくれました。「自分を守る『自助』、心の感染を防ぐ『共助』の精神をフルに発揮した2週間にし、意識を変え、行動を変え、元気に始業式に登校しよう」という、私たち共通の目標を忘れずに意識してくれた決意で、大変、嬉しく思います。

2学期を迎えるにあたり、2つの目標を皆で設定したいと思います。
ひとつです。
8月・11月に定期考査、9月に学力調査、10月以降に学力分析テストが予定されています。
2学期は、自己ベストへの「挑戦の時間」を何度も設けます。
1年生代表「けじめある学習環境を皆でつくる」
2年生代表「予習・復習を行い自信と実力をつける」
3年生代表「進路実現に向け自分の可能性にチャレンジする」と述べてくれました。
2学期は、学級で「勉強をする」という、当たり前だけども、とても貴重な時間を積み重ね、必ず、自己ベストをめざしてください。

ふたつです。
「万が一に備える」という言葉あります。
10000分の1、つまり0.01%の確率に備えるという意味です。
東中は、防災活動拠点として、減災・縮災をキーワードに、特に総合的な学習の時間で、事前に備える学習を積み重ねています。
感染症に関して、福岡県では、累計で、10000人に7名の確率でコロナウイルス感染が確認されています。
万が一より高い確率で、全国で4番目に多い数字です。
家庭内や、部活動で、集団感染が相次いていることは報道で知っていると思います。

2年生代表「2学期は、延期された行事が予定されています」
3年生代表「最上級生として与えられたことに最善を尽くし、異学年ブロックの伝統を引き継いでいこう」
生徒会代表「異学年ブロックで、しなやかに、仲間と成長を遂げよう」と述べてくれました。

先生たちは、
1年生に、何としても、3・2年生との異学年のつながりを実感させてあげたい
2年生に、上級生としての指導力を発揮する場を与えてあげたい
そして何より、3年生に、やり遂げさせてあげたい と、願っています。

今の社会情勢で、どんなに注意をしていても感染するのは仕方ないと思います。
ただ、校内や部活動で、他者にうつることは、絶対に防止したいと考えています。

防災を学ぶ私たち、自助・共助を大切にする私たちだからこそ、万が一に備える事前の取組として、感染対策の意識と緊張感を、もうワンランク上げましょう。
・飛沫が飛ばない話し方をしましょう。
・手洗い・消毒を徹底し、顔を触らないようにしましょう。
・体調に違和感があるときは、すすんで自宅待機をしましょう。
 授業は遅れないようにオンラインで家庭とつなぎます。遠慮なく申し出てください。
・どんなに仲がよくても、最低1メートルの距離を必ずとりましょう。
・偏見や差別をこの学校から撲滅し、心をつなげていきましょう。

『NO TOUCH  NOT ALONE』
「近づかないけど、一人にはしない」
勉強も、学校行事も、ブロックリーダーが示したこの精神と、万が一に備える意識と緊張感で、まずは2学期前半の10月まで、勉強の自己ベストと、学校行事の実施を、(委員長の言葉通り)皆で一丸となってぜひ実現していきましょう。