現在，町内の小中学校では，子ども一人一人に「確かな学力」を身に付けるために，教員は自分の授業力の向上を目指して研修を積み重ね，「分かる授業」の実践に努めています。この「確かな学力」を身に付けるためには，授業の充実とともに，家庭での子どもの基本的な生活習慣や学習習慣などの確立が大切になります。中でも，家庭学習の習慣化は，学力の要素である「学習意欲」や「ねばり強く課題に取り組む態度」を支える基盤になります。家庭生活の中で，宿題や予習・復習という形で学習を補うと，学びが連続し，学習内容が確実に定着します。
そこで，家庭学習の習慣化のために，当委員会では平成23年度から新宮町学力向上プロジェクト会議（構成員：教育委員会，各小中学校代表）を立ち上げ，実態分析や各種取組の検討等を行う中，本年度も（平成24年度からの継続事業）標記事業「『家庭学習のすすめ』を活用した家庭学習強化週間」を，下記の要領で実施させていただく運びとなりました。
保護者の皆様におかれましても本事業の趣旨をご理解いただき，ご協力をよろしくお願い申し上げます。
趣旨
本事業は『家庭学習のすすめ』を活用して，学校と家庭とが連携・協力しながら，「学習の基礎をしっかりと身に付け，粘り強く家庭学習に取り組む児童生徒」を育成することを目指します。
取組内容
①『家庭学習のすすめ（別添配布資料）』の活用方法について，学校からの説明を受けます。
②各小中学校が設定した週に合わせて『家庭学習のすすめ』を基に，お子さんが家庭学習に取り組みます。保護者の皆様には，お子さんが，確実に家庭学習が実施できるように見守ってください。また，家庭学習の内容や方法などで，わからないことが出てきた場合は，遠慮なく学校へご質問ください。学校が支援いたします。
③日々の家庭学習の取組状況を『がんばりカード（別紙）』に記入します。お子さんが設定した目標が達成できるように，がんばりに対する褒めや認め，励まし等の声かけをよろしくお願いします。
④取組終了後，『がんばりカード』につきましては，全て記入されていることを確認後，担任の先生へ提出してください。また，『家庭学習のすすめ』につきましては，保存版になります。今後も活用していきますので，各家庭で大切に保管しておいてください。
実施時期
下表のとおり，年２回実施
第１回目 ６月８日（土）から６月１４日（金）まで
第２回目 １１月８日（金）から１１月１４日（木）まで
