10月15日(木)、太田正弥先生が、第3学年2組において数学の検証授業を公開しました。

【めあて】 雨どいの断面積の最大値を求めるにはどうすればよいだろうか
【主眼】 日常の事象の中から関数y=ax^2(二次関数)を見いだし、問題の解決に利用することができる。

 本時では、幅20センチの金属板を使って雨どいを作るときに、より多くの雨水を流すための断面積の最大値について考えました。既習事項だけでは、なかなか考察の手がかりがつかめない生徒が多くみられましたが、先生の「関数で考える時に大切な3つのポイントは何だろう?」の問いかけから、「表」「グラフ」「式」に着目する必要性に気づき、様々な方法で最大値を求めることができました。生徒同士の意見の交流にも熱が入っていました。この題材は、高等学校での数学に通じる難易度の高い課題でしたが、みんな集中して問題解決に取り組むことができていました。