11月25日(水)、牟田知弘先生が、第2学年5組において理科の検証授業を行いました。
【めあて】最も明るく点灯する回路を考えよう
【主眼】豆電球と抵抗器を組み合わせた、いくつかの回路における豆電球の明るさのちがいを説明できる。
抵抗器を1つまたは2つと豆電球を1つ使った回路を考え、どのつなぎ方が最も明るく光るのかを考えました。予想の段階では、「抵抗器は電流をながれにくくするもの」という既習の知識から、「抵抗器1つを使った回路が最も明るくなる」と予想した生徒が多数いました。しかし、実験で確かめてみると、抵抗器2つを並列につないだときの回路の豆電球が最も明るく光り、生徒たちは「お~!」「意外~!?」と、思わず声に出すほど驚いていました。
その後の考察では、予想と異なる実験結果の原因を追究していくことに焦点を当て、抵抗器の性質に着目して考えました。既習の知識をもとに、抵抗器を直列につなぐと電流の大きさが小さくなり、抵抗器を並列につなぐと電流の大きさが大きくなるという抵抗と電流の関係にたどり着くことができました。生徒たちにとって、深い学びに結びついた学習となりました。