中庭の桜がピークを迎え、あたたかな春の彩りに包まれています。そんな中、3月24日(水)に、1年間をしめくくる修了式がオンライン中継で行われました。
     修了証書授与(1学年代表、2学年代表)
     1年間の総括とまとめ(1学年代表、2学年代表、生徒会代表)
     校長先生の話
     離任される先生の紹介
     表彰の紹介 ・明るい選挙ポスター
           ・糟屋区中学校美術展
           ・筑前地区中学校新人駅伝大会
 また、本年度をもって離任される主幹教諭の太田先生、生徒支援・学習支援の島中先生には、修了式でお話ししていただきました。先生方、大変お世話になりました。ありがとうございました。

【1学年代表の総括から】
 いろいろな制限の中で実施された体育会やモザイクアートの取組を通して、仲間と協力すること、一つのことをやり遂げること、すぐに結果を求めず努力を続けることの喜びや大切さを学んびました。4月からは3年生を支え1年生を引っ張る立場になるので、回りを見て判断し率先して行動できるよう、一人一人が「2年生」という意識を持って、自分の課題を考えていく有意義な春休みを過ごしましょう。
【2学年代表の総括から】
 生活スタイルが一変し、これまでに経験のない1年間に不安や戸惑いもありましたが、そこで得られたものは少なくないと思います。体育会では、規模縮小の中、一人ひとりにできることを考え臨機応変に取り組み、心に残る行事にできました。目標をもって集団で行動する大切さを改めて感じました。モザイクアートは、(それぞれの学級で)みんなが作業をカバーし合い、さらに、一つの作品にするために学校全体が一つになりました。そこから、みんなが一つの場所に集まらなくても、(心が)一つになれることを学ぶことができました。3年生では、これまでの2年間で学んできたことを生かし、最上学年としてみんなで飛躍していきましょう。
【生徒会代表の総括から】
 1年生は、5分前着席への意識が高まり、呼びかけに応えて取り組めるようになりました。これからは、感染症予防対策への意識をもっと高め、徹底した対策に取り組むとともに、2年生として、新入生の見本となるような学習・生活習慣や言動を心がけ、3年生を支えられるように取り組んでいきましょう。
 2年生のよいところは「積極性」です。どんな場面でも前に出て、後輩をリードしてくれました。3年生になったら、最高学年として、リーダーとしてどんな行動を示していけばよいか考えて春休みを過ごしてください。
【校長先生の話から】
 風を受け止める「しなやかさ」と何百キロもの力を返す「力強さ」を持つ竹は、節目ごとに成長点があり、2か月ほどで20mにも成長します。しかし、それまでには4年以上にわたり、年間7~8mも根を張り続けて地上の竹を支える準備をしているそうです。
 つまり、目に見える成長と、見えないところで支える力とのバランスが重要なのです。目に見える行動や成果だけでなく、それらを支える見えない努力、頑張った心、踏みとどまった心、周囲への感謝の心など、この成長の「節目」に振り返り新たな目標を立ててください。この積み重ねが「節」となり、これから出会う様々な困難に打ち勝つ源になるのだと思います。