立花小Web
学校長あいさつ
令和６年度で、立花小学校は創立１５２年目を迎えます。
その長い歴史の１ページをともに歩むことに大きな期待と感謝を感じています。
さて、本校では、学校教育目標に「ふるさとを愛し、未来をたくましく生きる立花っ子の育成」を掲げ、教育活動にあたってまいります。
立花っ子にとって「ふるさと立花」は、これまでも、そしてこれからもずっと大切な場所です。
昨年度３月に行った「地域交流会」は、立花っ子を支えてくださっている地域の方々に大勢お集まりいただき、そのあふれる熱意を感じる機会となりました。
本校としましても、これからも「ふるさと立花」を大切に思う心を伝え、つないでいきたいと思います。
本年度は「立花に学び、立花を学び、立花で学ぶ」教育活動を「立花学」とし、さらに推進していきます。
また、立花っ子と地域をつなぐために、立花小でずっと大切にしている３つの約束は続きます。
① 笑顔であいさつ！
あいさつは、人と人とをつなぐコミュニケーションの入口です。笑顔であいさつすることは、立花小の文化でもあります。朝起きて「おはようございます」、地域の人に出会って「おはようございます」、学校で友達や先生に「おはようございます」。あいさつはみんなが幸せになる言葉です。あいさつを習慣化していきながら「笑顔であいさつ」の輪を、家庭を中心として、学校・地域へと広げていきましょう。
② 一生懸命にがんばる！
自分で決めたことを自分で責任をもってやり抜くということです。このプロセスを繰り返すことは、生きる力の素地を育てることにつながります。家庭でも、成功・失敗の結果にかかわらず、がんばった過程を認めて、ほめて、子どもたちを心身共にたくましく成長させていきましょう。
③ 命を守る！
感染症、熱中症、交通事故･･自分の命を守らなければならないことは身の周りに多くあります。自ら健康管理をしたり危険を察知し回避したりする能力を身につけ、自分で守る必要があります。また、「自分の命を守る」ことは「周りの人の命を守る」ことにもつながります。家庭でも、「命を守る」ことの大切さについて話していきましょう。
そして、その３つの約束を後押しするために、「あきらめない」ことを大切にしていきたいと思います。きっと、大きな成果を上げる偉人も、私たちも目標を持った時点では思いは同じなのだと思うのです。しかし、結果が芳しくないとあきらめてしまい、自分を成長させるチャンスを逃してしまいます。
自分を信じ抜きあきらめないこと。そして小さな成果を喜ぶ感性。このことをぜひ、学校、家庭、地域一体となって育てていきましょう。
新宮町立 立花小学校 第３５代校長 鬼束 浩樹
