約2週間の夏休みが終わり、8月17日(月)から2学期が始まりました。学期初日となるこの日は、校内放送による始業式で、代表生徒が2学期に向けた思いを発表してくれました。生徒の話の中には、新型コロナウイルス感染症の社会的影響や制限された生活の中で、自由であることや人との関わりの大切さを再認識するような内容もありました。これは、みんなの思いでもあります。2学期もお互いの距離を気遣いながら心の距離を近づけ、より強い絆が生まれる学校生活をみんなでつくっていきましょう。

【1学年代表】
〇1学期は、「3蜜」を避ける感染防止対策を学年みんなで取り組んだ。
〇距離を保たなければならいからこそ、積極的なあいさつで「心の距離を近づけて」いきたい。

【2学年代表】
〇制限された生活を経験し、自由な生活や人との関わりの大切さを痛感した。
〇1学期の取組を生かし、徹底して蜜にならないように気をつけていきたい。
〇体育会では後輩をひっぱり先輩を支え、クラスの団結力、学年を越えた団結力を深めていきたい。

【3学年代表】
〇2学期の体育会は、全校生徒で絆を深めるチャンス。学年を越えた協力、高めあいが私たちの成長になる。
〇1学期の学年の取組で生まれた挨拶の輪を全校に広めたい。
〇最高学年としての責任、リーダーの自覚をもって、体育会を盛り上げていきたい。
○隠し事や不安のない学級をつくり、受験に向け高めあい、励ましあっていきたい。

【生徒会代表】
(1年生に向けて) 挨拶運動に限らず、先生や先輩、友達との挨拶で、一緒に学校づくりをしていきましょう。
(2年生に向けて) 日ごろの挨拶や日常生活を見つめて、1年生のお手本となるように団結してがんばりましょう。
(3年生に向けて) 最後の体育会です。昨年とはちがう取り組みとなりますが、全校で協力しあい、悔いの残らない体育会にしましょう。また、横のつながりを大切にして、その先の受験を団体戦としてがんばりましょう。

【校長先生より】校長先生からは、学校生活でこだわってほしい2つのキーワードが提案されました。

①「やれば伸びる」
「やればできる」は結果(成功)を求めていることば。成功しなければ、そこで諦めてしまったりすることも。しかし、(努力を)続けていることが人の成長に大切なこと。だから、成長の過程を大切にする、つまり「やれば伸びる」にこだわってほしいのです。
②「1%の成長」
続けることで人は常に成長しています。1日たった1%の成長でかまいません。その成長を続ければ、1年後には、元の約38倍成長している計算になります。とても大きな成長です。だから、結果である「成功」よりも「成長」を大切にしてほしいと思います。