10月15日(木)、藤岡優治先生が、第2学年7組において社会科の検証授業を公開しました。

【めあて】 幕末の日本が開国した理由を資料から考えよう
【主眼】 
通商後の積極外交の目的を考えることを通して、国力の充実における新たな技術導入の意味をつかむ。

 前時までに生徒は江戸時代の滅亡までの経緯を学習しました。
 幕末に開国したことで生まれたメリットやデメリットについて考えることで、「デメリットが多いのに開国したのはなぜ?」という疑問をもった生徒もいました。はじめは「外国の勢力が強かったからでは?」という考えが多数を占めていましたが、幕末の年表や写真などの資料提示や先生からの「原因は開国前にあり、目的は開国後にあるよ。もっと資料を読みこもう。」という問いかけによって意見交流が進み、それぞれの思考を深めることができました。
 今日の授業では、日本が開国した目的は、諸外国からの圧力だけでなく、新たな技術や知識の獲得と技術革新によって国力を充実させるためであることに気づくことができました。