6月21日(水)、冨田洋平先生(2学年理科)、末吉悠太郎先生(1学年理科)が検証授業を行いました。
【2学年理科】
めあて「化学反応の前後で質量は変化するのか実験から考えよう」
主眼:化学反応の前後で、物質の質量が変化しないことを実験結果から説明することができる。
実験を通して「質量保存の法則」を体感し、理解を深めていく学習に取り組みました。班のメンバーで、予想に基づく実験、その後の話合いを通じて、化学反応前後に質量変化がないことを突き止めていく様子はとても前向きで、先生の事前準備の成果が表れていました。
【1学年理科】
めあて「動物の特徴に注目し、動物の分類表を作成しよう」
主眼:脊椎動物を分類する際の観点をふまえて、共通点や相違点に基づいた分類表を作成する。
脊椎動物をどのような観点で分類するか話合い、分類表を作成しました。自由に観点を選び分類表を作成した班では、観点が増えて複雑になっていきました。一方、観点を絞り込んで分類表を作成した班は簡略化され分かりやすい表になっていきました。そこで先生が、それぞれの分類表を紹介すると、みんなが観点を絞り込み、簡略化され分かりやすい分類表づくりを再考するようになりました。
今回の検証授業では、生徒が生き生きと主体的に取り組み、生徒どうしで違いに気づき修正していく姿を見ることができました。生徒にとって「わかった」が形になるような授業を通して、先生たちにとっても「わかった」が見える授業づくりを学ぶことができました。