校長先生から新宮小学校のみなさんへ 3

 校長先生は中学3年の時に、剣道のほかに福岡市のすもうの大会にも出るように先生から言われました。あまり気は進みませんでしたが、せっかく声をかけていただいたので、中学校の思い出と思って出ることにしました。そしたら、大会では勝ち上がって2位になり、自分にすもうの才能があることを発見して驚きました。
 みなさんの得意なことは何ですか。サッカーですか。絵をかくこと、それとも計算することですか。自分で「得意だ」と思っているほかにも、まだ気づいていない、眠っている才能があるかもしれません。それを見つけるには、チャレンジすることです。

 みなさんのからだは、毎日成長を続けています。休校のため、運動や勉強をいつものようにしていないでしょうが、それでも身長は伸び、脳は発達しています。特に脳は、小学生のときにものすごく発達します。だから、一輪車に乗るとか、新しい言葉を覚えることなどを、大人よりもはやくできるようになるのです。

 みなさんの中にある才能は何でしょうか。わくわくしますね。今チャレンジできることはやってみましょう。「学校が始まったらチャレンジしたい!」と思うことを、たくさん考えていてください。

 心配なことはないですか。困ったことはないですか。気になることがあったら、学校に電話をしてください。いよいよ来週は、学年別の登校です。みなさんに会えるのを、楽しみにしています。

※ 低学年の子どもたちには、お家の方から読んでいただけると幸いです。