校長先生から新宮小学校のみなさんへ

 校長先生は小学生のときに剣道を習い始めました。特に高校生や大学生のころは、「昨日の自分より強くなりたい」と思って、稽古(けいこ)や試合に夢中になっていました。
 だから、高校生や中学生のスポーツの全国大会が中止になるというニュースを知って、選手のみなさんはどんなに悲しい思いだろうかと。その気もちがよくわかります。
 でも、それは大切な命を守るため。受け入れなければなりません。
 みなさんは学校で先生方から、「自分の命は自分で守る」と教わってきたと思います。交通事故、海や川の事故などから身を守るために気をつけることを学んできています。今は病気から身を守る時ですから、十分気をつけて生活をしてほしいと思います。また、「早ね、早おき、朝ごはん」も、病気になりにくい体をつくるために大切なことですから、毎日続けましょう。
 お休みが続いていますが、心配なことはないですか。困ったことはないですか。気になることがあったら、学校に電話をしてください。

 さて、校長先生は体の調子をととのえるために、お休みの日にはウォーキングをしています。(今はひかえています)ふだんは家の近くを歩いていますが、みなさんが住む町の様子を知りたくて、4月のはじめに新宮小学校のまわりを何回か歩きました。新宮から湊、渡船場のコース。下府から杜の宮をとおって緑ヶ浜までのコース。夜臼、美咲、桜山手、湊坂の長距離コースなど。みなさんの誰かと、すれ違ったかもしれませんね。
 歩いてみて、きれいな海があり、川には魚が泳ぎ、田畑からは土のにおいがして、自然が豊かなすてきな町だな、と思いました。
 みなさんに会える日を、楽しみに待っています。

※ 低学年の子どもたちには、お家の方から読んでいただけると幸いです。

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 → 新宮小のみなさんへ①