マスクをつける生活が当たり前になりました。
健康・安全第一ですので、仕方のないことですが、最近、においについて思うことがありました。

朝の水やりをしている時に、屋外でまわりに誰もいなかったので、マスクを外しました。
外した途端、花のいい香りを感じました。
さらに、森のにおい、風のにおい、車の排気のにおい・・・、などたくさんのにおいを感じました。

マスク生活を続けていると、当たり前に身のまわりにあるにおいを感じにくくなっていると思いました。
 
いくら器機が発達してもバーチャルでは得られない物があると思います。
「体験」は、立花小学校でずっと大切にしてきたことです。
感染症と闘う今だからこそ、体験を通してしか得られないことを大切にしたいと思います。

マスクは慣れてしまうと、ずっとつけっぱなしになりがちです。
家の中にいるとき、誰もいない屋外にいるとき、まわりとの距離が十分に取れているときなど、マスクを外してにおいをかいでみませんか。
「においを感じる」という当たり前の体験を子ども達から奪わないようにしたいです。(M.K)