立花小学校は、山の上にあります。子ども達は、毎朝、5つの地区から歩いて坂道を登り、登校してきます。1年生でも朝から2km以上の坂道を歩く子どももいます。きっと大変だと思うのですが、高学年のお兄さん、お姉さんに励ましてもらいながら、汗だくで坂を登り切っています。学校の運動場の横までたどり着いた時、子ども達はとても嬉しそうな顔をします。

 朝の会で流れる今月の歌、6月は「学校坂道」です。

   学校坂道          作詞 西口ようこ

 この坂道 登ったら ぼくの学校があります
 ジャングルジムに登れば 海が真っ青に見えます
 青空に抱かれた ぼくの自慢の学校
 この坂道をぼくは毎朝 風をきってかけます

 私は、この曲を聞くたびに、子ども達が今日も頑張って坂道を登ってきてくれたことに喜びを感じます。そして、今日一日が子ども達にとって楽しい一日であってほしいという気持ちになります。

 子ども達は、坂を登り切り、学校について、この歌を歌いながら、どんなことを考えているのでしょうか。
 青空に抱かれたぼくの自慢の学校、この坂道をぼくは毎朝、風をきってかけます・・・。この歌を歌った子ども達が、「立花小学校の歌やん!」「私、立花小学校が大好き!」と話している姿を見かけました。青空も、坂道も、運動場に吹く風も、歴史のある校舎も、そこで出逢うたくさんの人も、全てが、子ども達にとって自慢に思える「立花小学校」なんですね。(N・K)