今日、下校したはずの2年生3人が、走って学校に戻ってきました。
「先生!1年生の子が、具合いが悪いと座り込んでいます。」
話をよく聞くと、下校中に1年生の子どもが急におなかが痛くなって、動けなくなったということでした。
すぐに、学校から1年生の子どもの保護者の方に連絡をして、お迎えにきていただくことにしました。
同時に、急いで三代に向かう坂道を下ってい行くと、1年生の子どもの周りに、2年生の子ども達5人が心配そうに立っていました。5人は、学校まで走って先生達にこのことを知らせにいく担当3人と、1年生のそばで見守る担当2人に分かれて行動してくれたようです。
なんという判断力、そして行動力。1年生を助けたいという気持ちが、こんなにも頼もしい行動に繋がったのだと思います。まさに、ヒーローです。
この間、子ども達の様子を見て心配してくださった保護者の方が、学校に電話をしてくださったり、車で駆けつけてくださったりしました。男の子は、お父さんにお迎えにきていただき、無事に家に帰っていきました。
たくさんの方に見守っていただき、支えていただいて、1年生が歩いて登下校することができています。2年生の子ども達のやさしい気持ち、保護者の方の温かな気持ちに、心から感謝いたします。立花小学校の子どもたちは多くのみなさんの「愛」に包まれているのを感じます。本当にありがとうございました。
今日、2年生に助けてもらった1年生も、きっと来年は、1年生を助けるヒーロー2年生になっていることでしょう。楽しみです!(N・K)