生活科の学習で、2年生の子ども達が、キュウリを育てています。子ども達は、毎朝登校してすぐに、キュウリに水をあげ、その成長を確かめています。今週初め、2年生の花壇に、4人の男の子が集まって、何やら話しこんでいました。近づいて、声を聞いてみると・・・。
「このキュウリ、いつ収穫する?」
「おばあちゃんが、花のところが取れたら、収穫していいって言いよったけん、まだ、早いよ。」
「でも、先生は、そろそろ収穫していいって言いよったよ。」
「じゃあ、どうする?」
「こっちのキュウリより、あっちのキュウリが大きいけん、収穫するなら、あっちのキュウリが先じゃない?」
「今は朝やけど、中休みなったら、少しは大きくなるとかいな?」
キュウリ収穫会議は、延々と続きます。その真剣な顔が、かわいいこと、かわいいこと。結局、子ども達は、中休みにもキュウリを見に来て、朝より大きくなっているかを確かめてから、いつ収穫するかを決めることにしたようです。
子ども達にとってキュウリをいつ収穫するかは、大問題なのだと思い、なんだか嬉しくなりました。キュウリ収穫会議が白熱するのは、子ども達が、キュウリを大切に大切に育ててきたからこそです。すばらしい学びが、毎日、積み上げられていることにも感動しました。
今日は雨。この雨は、キュウリの成長に大きく影響するのでしょうか?2年生の子ども達と一緒に、私まで、キュウリの成長を楽しみにしている幸せな毎日です。(N・K)