相島防災学習の日

 本日は、土曜授業日でした。例年は、6月に学習参観、PTA主催の救急救命法講習会、海岸清掃を行っているのですが、本年度は、緊急事態宣言中のため、参観等は実施せず、子どもたちが防災について学習する「相島防災学習の日」としました。

 1年生は、学校での安全について、担任と養護教諭と一緒に考えました。「なぜ、げがをするのか」「けがをするとどうなるのか」、具体的な場面をイメージさせながら考えていきました。

 3・4年生は、大雨による災害時の対応について考えました。「一人で留守番をしていた時の避難方法」「避難所に持っていく物」等、自分の住んでいる環境に合わせて、3・4年生なりの根拠をもって考えることができました。また、役場の防災官の方に消防署から借りていただいた防災バックの中身を見て、自分の考えを確かめました。

 5・6年生は、国土交通省で防災を担当してある保護者の方を講師に招き、自然災害への対応について考えました。校舎の屋上から垂らした1mごとを示すロープと新宮町のハザードマップを比べることで、災害の大きさを具体的に想像することができました。危機を予測できる想像力が大切だということを学びました。

 中学校では、BFC活動の一環として、島の水上分団長さんと一緒に、相島の消火栓の場所を実際に調べる活動を行っています。「相島防災学習の日」として、小中学生全員が学年に応じて、防災について考える一日となりました。