6月24日(土)14時~そぴあしんぐう多目的ホールにおいて開催されました、第44回社会教育関係団体等指導者研修会に参加しました。当日は、各町内会の区長さん、子供会育成会の皆さん、民生委員の皆さん、各校のPTA役員の皆さん、各学校の校長先生、教頭先生など子どもの育成に関わる多くの方が参加されていました。
まずは、「下府2区アンビシャスの活動について」新宮町社会教育委員さんから事例発表と、社会教育課から「夏休み地域寺子屋事業」等の紹介がありました。
メインの講演は、「子ども主体の遊び場・居場所を育む大人の関わり」~寄り添うこころ 見守るまなざし~の演題で、宮崎国際大学準教授山下智也先生からのお話でした。
山下先生は「大人が思う以上に子どもを取り巻く生活環境、特に遊ぶ環境が厳しくなっている、子どものコミュニケーション能力を育成するために、大人の関わりを考えていかなければならない。」との提言に危機感を覚えました。前半のアンビシャス広場や夏休み地域寺子屋などの取り組みが、子どもを「真の意味での成熟した大人」に成長させるために必要だと痛感しました。