先週のテレビのニュースで、「8月23日から9月3日までの12日間で、福岡県内の交通事故死亡者が13人だった。」と放送されていました。その13人中、道路横断時の死亡者は4人だそうです。その中には、9月1日に須恵町で起きた女子中学生の死亡事故も含まれています。下校中に道路を横断していたところ、軽ワゴン車にはねられて死亡した事故です。保護者はもちろん、同級生や学校関係者の悲しや苦しみの大きさは推し量ることができません。
6月23日の「校長のつぶやき『交通安全:昔の立花小学校の子どもはすごかった。その1』」に出していましたが、福岡県警が発表した昨年度の子どもの交通事故のデータによると、小学生(特に小学1・2年生)は、歩行中事故が多く、死傷者数では7歳がピークで、「4~7月」と「秋10~11月」が多く、 登校及び下校後の時間帯(7時台、15~17時台)の、 横断中事故と飛出しが多いそうです。特にこれからは、日没時刻が早くなるため夕刻の横断中の事故が増えるそうです。
今だけでなくこれからずっと子どもたちの命を守るためには、遠回りのようですが子どもたち自身が「自分の命(安全)は自分で守る!」という意識を持つように学校・家庭・地域が一体となって、交通安全教育を徹底していかなければなりません。
① 道路を横断する際は、たとえ青信号でも自分の目で左右から来る車の運転手さんを確認し、
② 道路を横断する意志を手を挙げることで運転手さんに伝えながら横断し、
③ 渡り終えたら、必ず振り返って運転手さんを見てにっこり笑顔で停まってくれたお礼を言う。
これらの徹底をお願いいたします。(校長 安部)