みなさんは「KEN-SYOKU(けんしょく)」をご存じでしょうか?漢字で書くと「検食」です。
 これは「検食」の風景です。(ただ給食を食べているのではありません。)

 「検食」は、学校給食法に定められた学校給食衛生管理基準に以下のように明記してあります。

検食(学校給食衛生管理基準から抜粋)
一 検食は、学校給食調理場及び共同調理場の受配校において、あらかじめ責任者を定めて児童生徒の摂食開始時間の30分前までに行うこと。また、異常があった場合には、給食を中止するとともに、共同調理場の受配校においては、速やかに共同調理場に連絡すること。
二 検食に当たっては、食品の中に人体に有害と思われる異物の混入がないか、調理過程において加熱及び冷却処理が適切に行われているか、食品の異味、異臭その他の異常がないか、一食分としてそれぞれの食品の量が適当か、味付け、香り、色彩並びに形態等が適切か、及び、児童生徒の嗜好との関連はどのように配慮されているか確認すること。
三 検食を行った時間、検食者の意見等検食の結果を記録すること。

 給食のある日は毎日、子どもが食べる30分以上前(12時前頃)に栄養士が「検食」を持ってきます。

 ラップかけるのは、調理室から校長室までの間に異物が混入し、正しい「検食」ができなくなるのを避けるためです。

 牛乳はパックを開き、味だけでなくにおいや色など、異状がないか丁寧にチェックします。

 一品一品、入っている食材等に異状が見られないか、見た目、におい、火の通り具合、食感、歯応え、味(濃すぎ薄すぎ)などを細かくチェックします。

 日時、検食者、結果等を必ず検食簿に記録し、押印します。(「おいしかったです」などの栄養士&調理員さんへのメッセージも書き込みます。)

 ある子どもから、「校長先生、毒味ですね。」と言われたこともあります。
 「大丈夫、校長先生はみんなを守るのが仕事だからね。」と笑顔で返しました。(A.A)