入学して1週間が過ぎ、小学校生活にもだんだん慣れてきたようです。しかし、今朝は初めての雨の登校です。若干心配になりました。
 傘はちゃんと差すことができているか、雨に濡れて泣いていないか、傘で前が見えずに事故に遭っていないか、・・・。

 ご心配なく!さすが立花小学校の子どもたちは高学年が中心となって整然と集団登校していました。

 高学年が先頭で誘導したり、後ろから見守ったり、上手に登校できていますね。

 低学年は高学年の姿から学び、「あんな、お兄さんお姉さんになりたい」とあこがれ、高学年は低学年のおかげで「自分たちがしっかりしなければいけない。」と責任感が育ち自尊感情も高まるのです。

 これが「鍛ほめCS立花小メソッド」です。

 雨の日の登校は、心配だと思います。通勤ついでに車で送ってあげたくもなります。しかし、それは子どもの成長のチャンスを奪っているのかもしれません。

 「艱難汝を玉にす。(意味:人間は苦労・困難を乗り越えることによってりっぱな人物になる。)」

 子どもたちの卒業アルバムに寄稿する際にも必ず引用する私の好きなことわざです。子どもたちの成長のために、苦労・困難を取り除くのではなく、大人が見守りながら適度な苦労・困難を仕組んでいきましょう。(校長 安部)