まずは2日間とも晴天に恵まれたことが何よりでした。

 気温も、暑くもなく、寒くもなく、秋らしい爽やかな陽気でした。

 そしてバスのスタッフに恵まれたこと。
 運転手さんは昨年度も立花小学校の修学旅行のバスを運転してくださった方で、子どものことを第一に考えた、スムーズで穏やかで安心できる安全な運転でした。またバスガイドさんは、盛り上げるところ、きちんと説明をするところ、子どもに任せてくれるところのメリハリがあり、充実した車中となりました。

 ホテル日航ハウステンボスのスタッフの方にもいろいろと配慮していただきました。

 「みんな耳を澄ませてごらん。ホテル内にはみんなが心地よい時間と空間を楽しむことができるように静かな音楽が流れているね。この音楽よりも大きな声を出したり、大きな音を立てたりすることは、他のお客さんの心地よい時間と空間を奪うことになるということを考えよう。」
 「校長先生は、みんながめあてにしている『他のお客様に迷惑をかけない!』というのはおかしいと思います。みんなもこのホテルのお客さんの一人なんだから、『周りに配慮しながらお互いに心地よい時間と空間とを楽しもう!』という発想でいきましょう。」

 特に入浴について、昨年度は大浴場を時間貸切にしていただいたのですが、本年度は「マナーを体感するために一般客と一緒に入らせてほしい!」という校長のわがままを受け入れていただきました。

 私もこっそり男湯に入って見ていましたが、立花小学校の子どもたちはまず体と髪を洗い、タオルを湯船につけないように配慮しながら友だちと一緒にジャグジー入って楽しそうに話していました。上がるときも脱衣所をビショビショにしないように、タオルで体を拭いて上がっていました。もちろんうるさいほどの大声を出したり、走ったり、暴れたり、泳いだりなどは全くなかったことを付け加えておきます。

(写真はありません!)

 ビュッフェスタイルの朝食でも、他のお客さんが大勢いらっしゃる中、周りに配慮し、静かに楽しむ様子が見られました。

 地元を離れた長崎の地でも、伝統ある立花小学校の6年生として、すばらしい姿を見せてくれた子どもたちを誇りに思います。
 これは始業式の日に学校に届いた地域の方からのメールをきっかけに始まった、マナーを見直す「CS立花小学校マナーアップキャンペーン」の成果の一つですね。
 次は4、5年生のキャンプです。6年生に見習ってマナーを守って楽しい活動にしましょう!(A.A)