先週の22日(木)は二十四節気の一つ「小雪」でした。このころから雪が舞い始めるらしいのですが、今年は例年に比べ暖かい日が続いているようです。しかし、自然は冬の足音を感じさせてくれています。
子どもたちの服装にも少しずつ変化が見られるようになってきました。
去年の今頃、ホームページで冬の服装についてお願いをしましたが、覚えていらっしゃいますか。上着のフードを目深(まぶか)にかぶったり、ポケットに手を入れたりして歩くことへの注意喚起です。
上着のフードを目深(まぶか)にかぶると、周りの状況、特に左右が見えにくくなるとともに音が聞こえにくくなるため、車や自転車の接近に気付かず交通事故に遭う危険性が高まります。(フードをしていなくても、低学年の子どもは周囲に気を配れないために自転車と接触事故を起こしています。)
また、ポケットに手を入れたままの歩行は猫背になるだけでなく、バランスを崩しやすく、転倒した際、手が出ないため顔面や頭部を損傷する危険性が高まります。(低学年の子どもほど体に比べて頭が大きいため転倒しやすい上、ポケットに手を入れていると頭部を強打するおそれがあります。)
そこで、防寒グッズが大活躍します。
手袋:手が自由になるので安全です。カラフルなのが百円均一でも売っています。目立つ色のものは横断歩道で手を挙げた際も遠くから見やすくなる効果もありますね。
毛糸の帽子:上着のフードと違って顔の動きを邪魔しないために左右の視界は変わりません。耳にかかっていてもニットなので音もよく聞こえます。手袋と同様に目立つ色のものは日が落ちても周りからも認識しやすいですね。
子どもたちが交通事故に遭ったり、転倒してケガをしたりしないためにも、手袋等の防寒グッズの準備をお願いします。その際、必ず記名をお願いします。(A.A)