「量感」という言葉を知っていますか?
小学校教員は、よく使う言葉なのですが、一般的な言葉ではないのかもしれません。
調べてみると、「分量・重さがある感じ。」と書いてあります。
小学校では、「量感を養う」という風に使い、「長さ」や「重さ」や「かさ」などについて見当をつけられるようにすることを意味します。

大人であれば、「30cmくらいかな」「500gくらいかな」「50個くらいかな」と見当をつけることができます。
これが、子どもには難しく、授業だけでなく、日常生活でも意識させるように指導をしています。

「量感を養う」ための工夫を2年生で見つけました。

「かさ」の学習をしている2年生の子ども達が体験を通して量感を養えるように、担任の先生がクイズを設置していました。
子ども達はこれを見ると・・・

持ってみたり、比べてみたり、昨日までの学習を思い出してみたりしながら、見当をつけていました。

このように、立花の子ども達は日常生活の中で、体験を通して量感を養っています。
ご家庭でも「この雑誌の縦の長さ何cmだと思う?」「コップ1杯の水のかさはどれくらいだと思う?」等、尋ねてみてください。
毎日の積み重ねで子ども達の量感が育ちます。(M.K)