11月に入り、日に日に少しずつ寒くなってきました。11月7日は二十四節気の一つ「立冬」、陰暦で冬季の始まりです。最近、上着のフードを目深(まぶか)にかぶったり、ポケットに手を入れたりして登校する子どもが見られるようになりました。

 上着のフードを目深(まぶか)にかぶったり、ポケットに手を入れたりして歩くのは、どちらも非常に危険です。フードを目深(まぶか)にかぶると、周りの状況、特に左右が見えにくくなるとともに音が聞こえにくくなるため、車の接近に気付かず交通事故に遭う危険性が高まります。また、ポケットに手を入れたままの歩行は猫背になるだけでなく、バランスを崩しやすく、転倒した際、手が出ないため顔面や頭部を損傷する危険性が高まります。(ポケットに手を入れていない夏でさえも、登校中に転倒して顔をけがした子どももいます。)

 そこで防寒グッズが活躍します。

 手袋:手が自由になるので安全です。カラフルなのが百均でも売っています。目立つ色のものは横断歩道で手を挙げた際も遠くから見やすくなる効果もありますね。

 毛糸の帽子:上着のフードと違って顔の動きを邪魔しないために左右の視界は変わりません。耳にかかっていてもニットなので音もよく聞こえます。手袋と同様に目立つ色のものは日が落ちても周りからも認識しやすいですね。

 子どもたちが転倒してケガをしないためにも、手袋等の準備をお願いします。その際、必ず記名をお願いします。(A.A)