①の雑草は、地上に出ている部分に比べて根が4倍以上長いことがわかります。抜いているときの手応えは、根が途中で切れた感じだったので本来はもっと長かったのではないかと思われます。

 もちろん②の雑草も根が切れています。③のヒマワリは植え替えるため、根が切れないように大事に水で土を洗いながら抜いたので途中で切れてはいません。

 そこで、この雑草の本来の根はどうなっているのかが知りたくなりました。ゆっくりと水で土を洗い流すように掘っていった結果・・・・

 白く細い根が途中から茶色で太い根に変わりました。下のヒマワリと比べるとその太さがわかります。どんどん掘っていくと・・・

 50の目盛りがついた定規を当ててみました。25目盛りを超えています。まだまだ・・・

 52の目盛りを超えました。ここでブチッと切れた感覚がありました。切れたにもかかわらず65目盛りはありそうです。

 これがこの雑草の本来の姿なのです。
 地上に出ていたのが約3cmです。1目盛りがおよそ1cmなので、根はその20倍以上あったということです。この太くて長い根をよく見ると・・・

 途中から芽が出ようとしています。これでは地上に出た部分をいくら抜いて(切れて)も、地中に残っているこの太い根から次々に雑草が伸びてくるわけです。

 この雑草の本来の姿を見たときに、家庭教育で大切にしなければならない非常に重要なこととつながったのです。それは、・・・。

 6月14日(木)13:30~14:10 家庭教育ミニ講座でお話しいたします。お楽しみに!(A.A)

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