臨時休校期間中、子どもたちは学校へも行けないし、自由に外に出て友だちと遊ぶこともできないのでモヤモヤしていませんか?
そこで先生たちに、みなさんへのいろいろな課題アイデアを募集してみました。「さあ、先生たちに挑戦だ!」
今回はまたまた、校長先生からです。このチャンスに「ラジオ体操の達人」をめざしましょう!
1.ラジオ体操について知ろう!
みなさんは夏休みには、毎朝ラジオ体操をがんばっていますよね。実はラジオ体操は夏休みだけでなくふつうの日も毎朝6:30から10分間、NHKラジオ第一放送(福岡612khz)であっているんですよ。知っていましたか?
「ラジオ体操」は、90年の歴史を持つ体操です。1928年(昭和3年)に「国民保健体操」として、日本放送協会のラジオ放送で日本全国に広がりました。体操の内容も1951~1952年(昭和26~27年)に「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、誰でも気軽に実践できる運動として現在も多くの方に親しまれています。
全身の動きは、200個ほどの骨と骨のつながりや、650個の筋肉の結びつきによって生まれています。ラジオ体操を行うことで、関節の柔軟性、筋肉の血行促進などの効果を得ることができ、動きを滑らかにしていく効果があります。
2.ラジオ体操第一の正しい動きを知ろう!
ラジオ体操第一は13個の動きからなっています。(②と⑫は同じ動きです。)1つ1つの動きにはめあてがありますので、しっかり意識して動かしましょう。
① 背のびの運動
2で上に大きく手をのばし、体全体がピンとのびるようにします。かかとをあげてはいけません。
② うでと足のまげのばしの運動
かかとをあげたまま、ひざをしっかりと深くまげます。
③ うでを大きくまわす運動
足を広げ、肩がまわるように大きくうでをまわします。
④ 胸をそらす運動
ななめ上に手をあげ、しっかりと胸をそらします。
⑤ 体を横にまげる運動
あげた手を耳につけ、わきをしっかりとのばします。
⑥ 体を前後にまげる運動
前に3、4で体をおこして、こしに手をあてて体を後ろにまげます。
⑦ 体をねじる運動
うでを体に巻き付けるようにまわします。このとき指先を見ながらするのが大事です。
⑧ うでを上下にのばす運動
指先を体の横につけながら上下にのばします。
⑨ 体をななめにまげる運動
左右の足先にむけて体をまげ、正面で胸を開きます。
⑩ 体を大きくまわす運動
両うででおへそを中心に大きくまわします。
⑪ 両足でとぶ運動
両足で4回とび、5,6で手足を大きく広げます。
⑫ うでと足のまげのばしの運動
かかとをあげたまま、ひざをしっかりと深くまげます。
⑬ 深呼吸
手の力をぬき、上げながら大きく息をすい、おろしながら大きく息をはきます。
ユーチューブやラジオ体操のホームページを見ると一日に何度でもできますね。朝、6:30に早起きして兄弟姉妹といっしょにするのに挑戦してみましょう。(A.A)
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