先日、ある研修会で子どもの「脳疲労」についてのお話を聞きましたので、共有させてもらえたらと思います。スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器が身近になり、便利で豊かな情報にあふれる現代。子ども達の生活環境は大きく変化しています。そんな中、最近保健室や教育現場で気になっているのが、子ども達の「脳疲労(のうひろう)」です。

「脳疲労」とは?

体や筋肉が疲れるように、脳も休む暇なく情報を処理し続けることで疲れ果ててしまいます。 特に、目や耳から入る膨大な情報(動画、SNS、ゲームなど)を処理し続けると、脳のキャパシティを超えてしまい、さまざまな不調を引き起こします。

⚠️ こんなサインはありませんか?

お子さんに次のような様子が見られたら、脳が疲れているサインかもしれません。

  • 朝、なかなか起きられない・「だるい」「きつい」とよく言う

  • 日中、学校でぼーっとしたり、集中力が続かなくなったりする

  • イライラしやすく、感情のコントロールが難しくなる

  • 頭痛や腹痛を訴えることが増えた(病院で検査しても異常がない)

  • 夜、布団に入ってもスマホやゲームのことが気になって寝つけない

ご家庭でできる3つの予防・解消ポイント

脳の疲労を回復させるためには、「情報・デジタルデトックス(脳を休ませる時間)」が何よりも大切です。今日からできる工夫をご紹介します。

  1. 「デジタル時間」にメリハリを利用する時間や「寝る1時間前は画面を見ない」などのルールをご家庭で話し合ってみましょう。

  2. 質のよい睡眠をしっかりと 睡眠は脳の老廃物を排出し、整理する大切な時間です。規則正しい生活リズムを心がけましょう。

  3. 五感を使ったリアルな体験を 外で体を動かす、自然に触れる、本を読む、家族とおしゃべりをするなど、デジタル機器から離れて五感を使うことが、脳の最高の休息になります。

学校でも、授業中の活動と休息のメリハリをつけ、子ども達が心身ともにリフレッシュできる環境づくりに努めてまいります。

お子様が毎日元気に、笑顔で学校生活を送るために、ぜひご家庭での過ごし方についても一緒に見直していただければ幸いです。