通常登校になり、1ヶ月が経ちました。この間、ある担任から私の机上に写真のようなメモと、子どもたちが国語の授業で書いた感想文が置いてありました。
「説明文 最高です!
子どものふり返りです。
授業おもしろいですよ~!」
「なんて子どもたちとの授業に喜びを感じているんだろう!」
教師の仕事に対する使命感、子どもたちへの愛情が伝わるメモ紙でした。
クラスの子どもに通常登校が1ヶ月経って思うことを尋ねると、
「最初は、5年生まで仲のよかった子が別のクラスになったので不安だったけど、授業には交流があり、自分の意見を言うことが多くあったので楽しくなってきました。」と教えてくれました。
また、3年生のあるクラスでは算数科「たし算とひき算の筆算」の学習をしていました。担任が「計算の練習いきますか!」と子どもたちに投げかけると
「いくいく!」「先生、10問はしたいです!」とやる気いっぱいの子どもたち。
授業の最後に「自分でつくった問題を友だちに解いてもらう」活動をすると、これもやる気いっぱいに取り組んでいました。
担任は、「クラスの子どもたちは、だんだんと友だちのことがわかってきて、まとまってきています。やっぱり担任っていいな!と思います。」と言っていました。
子どもたちは学びの場を通して友だちと関わり、成長を実感し、安心感をもつことができます。
私たちは、子どもの声を聞き、交換し合い、考えを練り上げていくような学びの場をつくっていきたいと思います。