本校には、教師1年目の先生が3名います。
これから3年間の研修を積み重ねていくのですが、
本日、2年生、3年生、4年生のクラスで授業の研修がありました。
3名の先生と、3名を指導される先生と一緒に考えた授業に対し、
子どもたちは道徳科で使う読み物の教材を基に、授業の最後は自分を見つめ、生き方について考える様子がありました。

2年生の学習は「友情、信頼」についてでした。
一生懸命「自分ならどうするか」と考えて発表する姿がありました。
子どもに授業の感想を聞くと、
「これからは、友達を傷つけたくない。そのためには、(なかよくする方法を)考える。」と教えてくれました。

また、3年生の学習は「善悪の判断、自律、自由と責任」についてでした。
情報があふれている今、正しい情報かそうでないか自分で判断するためには多面的に考えることが大事です。
授業後、3年生は、
「うわさ話って本当ではないことが広がってしまうので、怖いなと思いました。
本当かどうか確かめようって思いました。」と教えてくれました。

最後に、4年生の学習は「親切、思いやり」についてでした。
この学習によって、親切について子どもたちの考え方が深まったようです。
授業の感想を聞くと、
「これまでは、助けてあげるや優しくすることが親切だと思っていたけど、
授業が終わったら、例えば困っている人がいたらまずは聞いて、
その人にとって大切なことをすることだと思った。」と
教えてくれました。

教材を通して考えたことを基に、自らの行動や考えを見直そうとする子どもたちの姿を私たちはキャッチして、
一緒に成長を共有していきたいと思います。