6年生の理科では、「てこ」のはたらきについて学習を進めています。

教科書の図や説明だけでは分かりにくいてこの仕組みを、実際に道具を使って実験しながら学ぶことで、理解を深めています。

 子どもたちは、支点・力点・作用点の位置を変えることで、少ない力で重いものを持ち上げられることに驚きながらも、意欲的に活動に取り組んでいました。実験を通して、「どうすればもっと小さい力で持ち上がるか?」「支点の位置を変えると何が変わるか?」と、自分の考えをもとに試行錯誤を繰り返す姿が見られました。

 実際に手を動かして確かめることで、教科書の知識がより実感を伴って身に付き、「てこは身のまわりの道具にも使われている!」という新たな発見につながっています。これからも、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」を大切にしながら、学びの深まりを支えていきたいと思います。