1年生の図工では、「ねんどと なかよし」の学習がありました。粘土はさまざまな形に変形しやすいので、思い描いたイメージを表すためにとても扱いやすい素材です。
陶芸家は粘土を練ることから仕事を始めますが、同じように子どもたちも手で温めながらほぐすことから始めます。
写真の作品をつくった子どもに「この作品のお話をしてくれるかな。」と聞くと、「星人をつくった。」と言っていました。続けて「この星人は手がビヨーンと伸びて、何でもとってくれるんだよ。」と指で指しながらお話をしてくれました。
1・2年生は「聞いて!これはね・・・」とよく話をしてくれます。話をすると次から次に思い浮かぶようで、「じゃあ、今言ったものをつくってみたら?」と言うと、笑顔でつくってくれます。そして、また話をしてくれます。
下の写真は「6ねんせいといっしょに」昼休みに遊んだことを絵に表しています。
1年生も6年生もマスクをしている様子が分かります。遊ぶ前でしょうか。水筒持参で運動場に出たようです。描いた子どもに話を聞くと、「6年生とおにごっこをして、追いかけるのが楽しかった。暑かったから、のどが渇くと思って水筒を持っていった。今度は一緒にサッカーしたい。」と言っていました。
表したいことと表すための方法を思いつく(発想)ようになると、伝えるために選択したりまとめたりすること(構想)ができるようになります。図画工作科は発想力を身に付けさせる大切な教科です。