4年生は「垂直・平行と四角形」という学習がありました。
今日の学習は、「ひし形を対角線で切ると、どんな三角形ができるか、そのわけも言う」問題にチャレンジしました。
子どもたちは、図形の特徴を使って説明するために、
「ひし形は、すべての辺の長さが等しいから・・・」「二つの辺の長さが同じ三角形は二等辺三角形といえるから・・・」とこれまで学習してきたことを使おうとしていました。
実は、ひし形の中に三角形を捉え、説明する活動はなかなか難しいのです。
ところが、授業の最後にある子どもが「あー、楽しかった。」と言いました。
その子に「どうして?」と聞くと、
「今日の授業はいっぱい説明や思ったことをかいて、
いつもの計算(の学習)と違っていたから。」と教えてくれました。
算数が将来役に立つのは、日常生活で使われる計算だけではありません。
根拠をもとに論理的に考えたり、簡潔に適切に表現したりする算数・数学の学習によって
私たちの生活や文化は発展していくのです。