私たち教員は、めざす子どもの姿が達成できるよう「指導」しますが、達成できているのか子どもの姿で「評価」をします。「よし!発表できたぞ!」と思う授業もあれば、「う~ん、どう指導を改善すればいいかな・・・」と悩む授業もあります。

 小学校学習指導要領(国が定めた教育基準)の改訂によって、評価の観点が4つから3つにまとめられました。

 そこで、評価の内容や方法について具体的に授業を基に研修しようということになり、教育実習生も加わって教員の学びの場を2年生でつくりました。

教科の評価の内容ではありませんが、授業の前に大事な「3つのかまえ」があります。
 「身構え」「物構え」「心構え」です。教育実習生も声かけをがんばっていました。

授業では、評価の内容と評価の場面、評価をする方法について実際にやってみました。評価の方法に、「対話」がある場合は、子どもたちに話を聴きます。図工の場合ですと「◯◯からどんなことを思いついたの?」と聞くと、発想豊かな2年生は思いついたことをたくさん話してくれます。

教育実習生だけではありません。もちろん担任も「対話」をして子どもたちが描きたいことを引き出します。

授業で見えてきた改善点は学年チームで共有します。
この積み重ねで子どもたちの実態に応じた授業をめざします。