4月20日,地震→津波を想定した避難訓練を行いました。
9:40,緊急地震速報が出たことを伝える放送が流れると,全校児童が机の下にかくれて,学校全体が緊張感に包まれます。3分後には津波警報の発令が知らされ,全校児童が3階への避難を開始します。
避難時の合言葉である「お(押さない)」「は(走らない)」「し(しゃべらない)」「も(もどらない)」を守りながら,静かに階段を上がり,待機場所に座って次の指示を待ちます。
緊張感を維持したまま6分で全校児童の3階避難が完了しました。津波情報が「直ちに到達」の場合は10分以内と想定されているので早い避難といえます。
福岡県では2005年の「福岡県西方沖地震」以来,大きな地震は発生していません。しかし,県外に目を移すと2011年の「東日本大震災」,2016年の「熊本地震」など,大きな地震が繰り返されています。世界的に見れば,2月にトルコとシリアで巨大地震によって多くの命が失われています。
地震はいつ,どこで起こるかわかりません。本日の「6分で避難完了」に慢心することなく,更に精度を高めた避難ができるよう,改善と訓練を重ねていきたいと思います。