1年生の教室をみると、子どもたちの机の上にはお菓子が入っていた空き箱がいっぱい!
「楽しそう!」と思い、教室に入ると算数の学習であることがわかりました。
空き箱の「なかまわけ」をしていました。
ある子どもは、「これがとんがっている箱で、こっちが丸い箱、この3個は全然違うもの」
となかまわけをしていました。

また、ある子どもは下の写真にある箱を持って「う~ん・・・」と悩んでつぶやいていました。「どうしたの?」と聞くと、「これをずーっと悩んでて、こっちの箱は、ながしかくなんだけど、これはながしかくじゃないんだよね。」と悩みの理由を教えてくれました。

1年生では立体を「はこのかたち」「つつのかたち」「ボールのかたち」と学びます。

このように、私たちの日常生活にあるものと算数の学習をつなげていくことを大切にします。

 あるクラスでは、なかまわけの後に「これは何のかたちかなクイズ」をしていました。手の感覚だけがなかまわけをする頼りとなります。

子どもたちは担任から受け取ったものを触って「(転がりやすいから)ボールのかたち!」「(転がりやすいけど重ねて積み上げることができるから)つつのかたち!」と楽しそうに活動し、図形について関心が高まっている様子がありました。