本校では、栄養教諭の実習生も含め3名の実習生が「教員としての実務」に就いていました。その3名が最後の授業を行いました。

栄養教諭の実習生は、学級活動で、「食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成」について授業を実践しました。給食のメニューを通して和食のすばらしさを伝えていました。

2名の教育実習生は、国語科の授業を実践しました。
 2年生に入っている実習生はチャレンジ問題をつくって子どもたちの学びの意欲を高めようとしていました。子どもたちは「述語がこれだから、主語は・・・でもなんか違う・・・」と言いながら文から主語と述語を見付けようとしていました。

4年生に入っている実習生は、想像した出来事や人物の様子が伝わるように場面の様子を詳しく書く活動をしました。詳しく書くとはどうすることか考えるために、2つの文を提示する工夫をしていました。

子どもたちの「できた」「やってみよう」という言葉を聞きたくて、実習生は授業構想を練り、何回もシミュレーションをして臨んだ最後の授業でした。そして、このようながんばりが伝わっているのか、子どもたちも一生懸命に学習活動をしていました。

 教員は、子どもたちと一緒に成長できる素晴らしい仕事です。 共に教員として、自分自身を高める同志でありたいなと思う3人でした。