昭和23（1948）年12月10日に国際連合第3回総会で「世界人権宣言」が採択され，その日を記念し，国際連合では，12月10日を「人権デー」と定め，人権擁護活動を推進しています。日本では，毎年，12月4日から10日までを「人権週間」と定め，全国的な人権啓発活動を行なっています。「誰か」のことじゃなく，自分自身のこととして，一人ひとりが人権を尊重することの重要性を認識し，他人の人権にも十分配慮した行動をとることができるよう，人権啓発活動を展開しています。
新宮町では，町民対象の研修会を開催するなど，人権に関する正しい理解と認識を深めるための啓発を進めています。
また，町内の学校においても，性の多様性を含め人権に関する理解を深める取組が進められています。
本校でも，職員研修や多様性に関する学習を設定し，性の多様性への理解を促進するとともに，いじめや差別を許さない人権教育を推進しています。
性の多様性を理解する学習を通して，たくさんの学びを得ることができました。
「ありのままの自分が認められる幸せ」
「差別は，差別される側の問題ではなく，差別する側の問題であること」
「正確な情報を知ることが大切であること」 など
多様性を認める社会，一人ひとりが大切にされる社会をめざして，「差別しない人」ではなく，「差別をなくす人」になるための学習をすすめていきます。
